特集 2015/3/19(木)

代官山にまもなくオープン! サンフランシスコで大人気のタルティーン ベーカリーを現地取材!

ローカルに愛されるタルティーン ベーカリーがこの春、代官山駅前のモール「ログロード代官山」にオープン予定。その人気ぶりと、オープンから10年以上たった今でも長い行列ができるワケを知るべく、サンフランシスコ現地のお店をレポート!

サンフランシスコの中でもヒップなエリア、ミッションで朝からひときわにぎわうタルティーン ベーカリー。お昼頃からはお店の外まで行列ができるほど。2002年のオープンから愛され続け、2008年にはアメリカで“食のオスカー”とも言われているジェイムス・ビヤード賞を受賞。サンフランシスコでいちばんおいしいベーカリーと言われている。

看板メニューは、オーガニックの小麦粉を使い、天然発酵にこだわった酸味のあるブレッド「カントリーブレッド」。まるでカスタードクリームのようにやわらかくとろりとした生地を熟達した技術で成形(詳しくは著書をチェック!)、一晩発酵させてから焼くという、オーナーのチャドさんが長い時間をかけて作り上げた独自の方法。焼き上がったブレッドは外がパリッとして中はしっとり。発酵したふくよかな香りと、いきいきとした素材の風味。自然のパワーを閉じ込めて焼き上げた“力強い”ブレッドは、五感をフルに使って楽しむべし。

日本ではまだあまりなじみのない「サワードゥ ブレッド」はサンフランシスコ界隈では“ソウル・フード”と言ってもいい定番の酸味のあるブレッド。その楽しみ方を地元のお客さんに聞いてみた。「チーズとの相性が最高。のせるだけでもいいし、一緒にトーストするのもいい。スモークサーモン、アンチョビ、生ハム、ピクルスなど熟成された食材と合わせると、相乗効果でもっとおいしくなる」とはニューヨークでイタリアンのシェフとして活躍していたマックスさん。「バターを溶かしたフライパンで焼くのがおすすめ。シンプルにジャムをぬったり、サンドイッチにしたり。ハムとかチーズ、野菜のしょっぱい系のサンドイッチにもちょっとジャムをぬるといい」とは高校生の頃からタルティーン ベーカリーに通うジョジョくん。ここサンフランシスコでは、サワードゥ ブレッドは直径40cmほどの大きさ(重さはおよそ1.5kg!)で売られているが、東京店では日本人のライフスタイルに合わせて約半分のサイズで作るそう。

クロワッサンも大人気メニュー。こんがりサクサクの外側とは対照的に、中は生地が一層一層しっかり詰まってしっとり。バターの風味がとにかくリッチ。東京店でも販売予定。
 
>>次ページでは、絶品スイーツが登場!

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photo : Noriko Shiota Slusser  text : Noriko Tamaru

  • TARTINE BAKERY & CAFE
    600 Guerrero Street, San Francisco, CA
    tel. +1-415-487-2600
    営業時間/8:00~19:00(月)、7:30〜19:00(火、水)、7:30〜20:00(木、金)、8:00〜20:00(土)、9:00〜20:00(日)
    http://www.tartinebakery.com/
     
    タルティーン ベーカリー & カフェ
    東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山 5号棟
    営業時間(予定)/7:30~20:00
    http://www.tartinebakery.jp

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