パリのマルシェ最前線! プラムの季節がやってきた!
朝夕にひんやりとした空気を感じるようになった頃、マルシェには色々な種類のプラムが並びます。この季節、マルシェでよく見かけるのは好みのプラムを箱入りや袋一杯に買うフランス人。食後のデザートにそのまま食べたり、コンフィチュール(ジャム)にしたり。ですが一番楽しまれているのは、こんがり焼きあげたタルト。今日はそんなフランス人たちがこだわるプラムと、フランスで最もよく作られている超定番の簡単タルトをご紹介します。
プラムのタルト
材料(直径18cmのタルト2台分)
好みのプラム(今回はレンヌクロードとクエッチ) 10~15個
市販のパイ生地 厚さ3~5mm、直径18cmの円形に成形したもの2枚
グラニュー糖 大さじ1~2(果物の甘さにより加減してください)
作り方
1.プラムを縦半分に切って、種を取る。
2.パイ生地の上にプラムを少し重なるように並べる。生地の端2cmは残しておく。
3.2の上にグラニュー糖をかけ、220℃に余熱したオーブンで40~50分ほど焼く。
今回はレンヌクロードとクエッチをタルトにしましたが、クエッチのタルトが大好きな4歳の娘の目がきらきらと輝いていました。この季節のお呼ばれやおもてなしにぴったりの季節のタルト。アツアツのタルトにバニラアイスクリームを添えても、最高の相性です!
あなたはどのプラムが気になりますか? マルシェでプラムを思い切り買い込んでのコンフィチュールやタルト作りは時間を忘れるくらい楽しい時間。是非この季節のパリに遊びに来てくださいね!
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おおみやかな●日本・フランス国内のレストランにて仏料理と菓子を学ぶ。パリ在住日本人と結婚後、自宅での料理教室活動を開始し日本でも簡単に再現できる仏家庭料理レシピを紹介。育休中にトータルフードコーディネーター資格取得。ヴァンブの蚤の市がパワースポット。