特集 2016/3/22(火)
世界のおやつ from Brazil /あんり

ブラジルのご当地バーガー、「Xバーガー」ってなに!?

サンバシーズンも終わり、リオデジャネイロでのオリンピックに向けて、ますます盛り上がりを見せるブラジル。26州と1連邦区にわかれ、日本の23倍もの国土を有する巨大国ですが、そのブラジルのどの都市でも見かけるご当地バーガーをご紹介します。

ブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州。ブラジル北部にアフリカ系移民が多いのに対し、南部はヨーロッパ系移民が中心で白人系が多く住んでいます。その州都であるポルトアレグレに地元民に大人気のお店があると聞いて、行ってみました。

「Lancheira do Parque(ランシェイラ・ド・パルケ)」は、開店早々、ガウーショ(リオグランデ・ド・スルの人々の呼称)で賑わいます。

入口は狭いですが奥行きがあり、ジュージューといい音が聞こえてきます。カウンターにひとりで座る人、カップル、友人グループ、家族連れ、と客層はさまざま。

メニューの中でも人気No.1は「Xis」というもの。一般的には「X」とだけで表記されるこの食べ物。一体この「エックス」って何なのでしょう?

テーブルにどーんと運ばれてきたものが、こちら。日本人的には真上に刺さったフォークが気になりますが……。こちらが「X」です。呼び方はエックスではなく「シス」。どうやら、アメリカからチーズバーガーが伝わった時、“cheese(チーズ)”をポルトガル語で読むとシース、そこからチーズバーガーをシスバーガーと呼ぶようになったのが由来なんだとか。
 
>>次のページでは、シスの種類をご紹介!

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  • あんり●北海道で生まれ育ち、学生時代にアメリカ・スペインに留学。 大学卒業後に日系企業に就職するも、やりたいことxできることを叶えるために3年で退職。身に着けた語学と海外経験を活かし、日本と南米の懸け橋になりたいと、南米エクアドルにきてもう早いもので3年が経過。現地旅行会社(http://www.surtrek.jp/)でガイドとしてマチュピチュ・ウユニ塩湖への添乗を経て、現在はフリーの通訳として活動中。南米を多くの日本人に知ってもらいたいと、ブログも執筆する(http://ameblo.jp/quito-anri/)。

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