特集 2015/8/21(金)
おいしい旅に出かけよう!vol.5

南アルプスの麓で国産ワインを味わう、涼やかな夏旅へ

国内のみならず、世界中で人気が高まっている日本産ワイン。なかでも長野県小布施市から山梨県甲府市にかかる一帯はいくつものワイナリーが立ち並ぶことから“ワインロード”と呼ばれる、ワイン好きならぜひとも訪れたい大注目のエリアだ。そんな山梨・長野の県境に位置する日本屈指のワインリゾート「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」で、土地の魅力をめいっぱい享受できる1日1組限定の特別プラン「アグリオーベルジュステイ」を体験。ワイン好きのためのスイートルームに宿泊し、提携ワイナリーを訪れたり、地産の新鮮野菜を使った料理とワインのペアリングを楽しんだり、ここまで国産ワインを楽しめるプランはなかなかない! と自信を持って言えるほど、とことんワイン漬けになれる旅をレポート。

化学肥料や除草剤を使わず、繊細なぶどうの個性を損なわない重力を使った醸造方法“グラビティー・フロー・システム”を国内で初めて採用した「ドメーヌ ミエ・イケノ」(https://www.mieikeno.com/ ※ワイナリーは通常非公開)。元編集者という異色の経歴の持ち主でもある当主の池野美映さんが2007年にたったひとりで開墾をはじめ、今では八ヶ岳を代表するワイナリーに。

天空のぶどう畑の真ん中で、絶景を望むスパ&ブランチ
翌日は昨晩味わった食材の生産者を訪ねて提携農園「こまち農園」とワイナリー「ドメーヌ ミエ・イケノ」へ。野菜の収穫体験や生産者との交流によって、昨日のおいしさがよみがえるとともにさらに特別なものに感じられる。ワイナリーではぶどう畑に設けられた特設テラスでフットスパも体験。赤ワインをまるまる1本使用したフットバスや、ぶどう畑をイメージしたオリジナルブレンドオイルなど、食だけでなく美でも文字通りワイン漬けに。身体が温まるワインバスに足を浸し、南アルプスの山々を眺めながらゆっくりとした時間が過ぎていく。

右/彩り鮮やかなバーニャカウダ。めずらしい野菜も多く、シェフの説明を聞きながら今まで知らなかったおいしさに出合える。 左/オレンジ色のトマト「桃太郎ゴールド」を使ったサンドイッチ。肉厚でみずみずしく、あっさりとした味わいはチーズとの相性も抜群。※料理やワインの内容は仕入れ状況によって変更になる場合あり

旅の締めくくりは、この土地で収穫した野菜とワインのマリアージュブランチ。ぶどう畑のなかでシェフが自分だけのために目の前で料理を振る舞ってくれるという、この上ない非日常感に心躍らずにはいられない。「体験がおいしさを変えるんです」というシェフの言葉の通り、畑を訪れて食材が育った背景や生産者のことを知るという体験によって、料理がよりおいしく、そして楽しく感じられる。「アグリオーベルジュステイ」で一体何種類のワインを堪能しただろうかと振り返りつつ、国産ワインの面白さに目覚めて興味はますます高まる一方! もうすぐ近づく収穫の季節、八ヶ岳のおいしい魅力を探しに出かけてみてはいかが?

  • 星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳
     
    住所/山梨県北杜市小淵沢町129-1
    宿泊料金/メゾネットスイートルーム2名利用1泊あたり¥27,700~/名(食事別 税・サービス料込)
    ※「アグリオーベルジュステイ」は開催日が限られているので要確認を
    http://risonare.com/

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