フェロモンUPの掟 その3
セロトニンで生み出すハッピーオーラ
昭和の時代の映画やドラマのヒロインといえば「薄幸の美人」が代表的だったけれど、現代のビューティートレンドは「発酵の美人」。“幸せオーラ”の別名で知られる「セロトニン」が体内で分泌されると、人というものはフワンとしたハッピー気分を感じ、その結果周りにはハッピーオーラが漂い、「いいなぁ、この子!」と言わんばかりに周りのメンズが寄ってくるのだ。さてこのセロトニン、体内のどこで生成されるかというと、実は腸内。必須アミノ酸の「トリプトファン」と「ビタミンB6」から合成されるのがセロトニンなのだ。よって、トリプトファンを含むチーズや大豆、鶏肉やまぐろと、ビタミンB6を多く含むピスタチオや赤ピーマン、バナナなどを食べるのがヨシ。また、適度に日光にあたりつつ、朝食でこれらの栄養素を摂るとさらに効果がアップする。
cooperation : Kikue Oshima photo : セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)courtesy of Mert Alas via Instagram ,Getty Images
※フェロモン研究についてはまだ明確な結果が出ているわけではありません。ここでご紹介している情報は、一般的に言われている情報の総括であり、科学的な効能を保証するわけではないことをご了承ください。
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教えてくれた人~大島菊枝さん/Kikue Oshima
フードコーディネイター、管理栄養士。東京農業大学卒業。研究所での疫学研究を経て料理の道に進む。店舗コーディネートや雑誌のレシピ提案、セミナーなど幅広く活躍中。