低炭水化物(ロカボ)ダイエットについて、もう一度おさらい!
炭水化物の摂取量を制限する「低炭水化物ダイエット」。世界中で話題になったダイエット法で、一時は人気セレブも実践していると言われていた。でもダイエットトレンドの移り変わりとともに、最近はあまり聞かなくなったけれど、ここでもう一度そのダイエットの効果を検証。低炭水化物ダイエットを実践中の人も、これから挑戦しようと思っている人も、ぜひ参考にしてみて。
そもそも炭水化物ってなに?
意外と知られていないけれど、炭水化物は微量ながら私たちが食べているほとんどの食品に含まれている。サッカライド(saccharide)と呼ばれる単糖類から作られていて、体内に入ると分解され、体の組織や臓器、代謝、脳のシナプス活動などのエネルギー源となるという。つまり、糖類は私たちが生きるうえで必要な燃料となっているのだ。たんぱく質、脂質、炭水化物、どれも体内でエネルギーとして使われるけれど、なかでもグルコース(単糖)は体の主要なエネルギー源。私たちの体は、グルコースを全身に供給するため、必要に応じては脂質やたんぱく質が生み出すエネルギーをも消費するのだそう。
代謝機能を正常に保つため、体はあらゆるエネルギーを消費し、最終的に残った脂肪細胞(adipocyte)を蓄える。だから必要以上の脂肪細胞が蓄積されたら体重は増加するし、必要以上にエネルギーを消費したら体重は減少するというわけ。
original text : Jaclyn London, MS, RD, CDN translation: Reiko Kuwabara photo : Getty Images
-
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。