Kauno Alus
歴史あるカウナスのブルワリー
カウナス市内にある大手ブルワリー。1846年、帝政ロシア時代にスイス人のブルーメンタル氏が開業した歴史あるブルワリーで、当時は200万リットルを生産していた大きな会社だったそうだ。その後、2つの大きな戦争、ソビエト時代と、リトアニアの歴史が大きく動く中でさまざまに変化してきたが、2000年に現在のオーナーの手に移り、 Kauno Alus(カウノ・アルス)として生まれ変わったのだという。
比較的大きな規模の工場で、現在は13種類のビールを生産。麦とホップの味を生かしたビールは、カウナスはもちろん、リトアニア全体で愛飲されている。
工場の裏手には、シックな内装のテイスティングルームがある。奥に見える看板がブルワリーの歴史を物語っているようだ。
この日は、ラガー、イングリッシュエール、チェリー風味の黒ラガー、ロースト香のする黒ビールの4種類をテイスティング。「チェリーの香りのものは女性にも人気があります」と、ガイドを務めてくれたリタさん。「リトアニアでは、ワインよりもビール。女性でもビールを飲みます。フルーツを使ったものや、エールなどの香り高いものが人気のようですよ。日本でもきっと、リトアニアのビールは女性に受けると思います」
香りや味わいのバリエーションが広いリトアニアのビール、日本で飲めるようになる日が待ち遠しい!
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Kauno Alus
Savanorių pr. 7, Kaunas 44255
tel. +370.37.202789
http://www.kaunoalus.lt/
photos : Yukako Hiramatsu cooperation : Republic of Lithuania State Department of Tourism special thanks : Asami Kuchio
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※1ユーロ=約122円(2017年1月現在)