トランスジェンダーモデル、リア・Tをいち早く起用
ブラジル出身のトランスジェンダーのモデル、リア・Tを起用したことによって、多様性の壁をぶち壊した2010秋冬キャンペーン。実は、ティッシのアシスタントとしてファッションのキャリアをスタートさせた彼女(ティッシの面倒見のよさはだれもが認めるところだろう)。その後、リア・Tはアメリカのヘアケアブランド「レッドケン」のスポークスモデル(トランスジェンダーとして初!)となり、『ラブ・マガジン』誌やブラジル版『エル』などを含む、8つの雑誌の表紙を飾った。
2017春夏メンズコレクションのランウェイでも、リアはウォーキング。ちなみに、リアの父親は元ブラジル代表のサッカー選手で、Jリーグの鹿島アントラーズで監督を務めたトニーニョ・セレーゾ。
Photo: GETTY IMAGES Translation: Rendezvous