パリジェンヌのアイコン、イネスが語る“パリジャン・シック”の秘密とは?
2017/08/21(月)
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左 カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve) 右 ジェーン・バーキン(Jane Birkin)

ドヌーヴはタバコを吸うために私のオフィスに立ち寄るの

イネスにとっての、ファッションアイコンは、フランスを代表するあのふたり。「ジェーン・バーキンは理想の女性像ですね。若い頃も、どの年代のときもエフォートレスなスタイルでとても魅力的。私のような年代の女性も、17歳の娘のような女の子も彼女を素敵だと思う 。’60~’70年代の彼女の写真は今見てもお手本になるスタイルがありますよね。高級なバッグを持っていても、カシミアを着ていても、彼女独自のスタイルというのがあって、エターナルな魅力があります。私自身は結構変わっていますよ(笑)。’80年代の着飾ったスタイルと今では全然違うと思いますから」
 
「カトリーヌ・ドヌーヴは、『ロジェ ヴィヴィエ』にショッピングに来るとき、必ず私のオフィスに立ち寄るんです。理由は、タバコが吸えるから(笑)。彼女は’67年の映画『昼顔』で『ロジェ ヴィヴィエ』のアイコンシューズ、「ベル ヴィヴィエ」を着用して一躍ブームになりました。その彼女が今でも店で買っているという。今度日本限定で発売されるモンドリアン・デザインの『ベル ヴィヴィエ』は、ヴィヴィエ氏がイヴ・サンローランのモンドリアン・コレクションのために考えたデザインでしたし、ドヌーヴはイヴ・サンローランの長年のミューズでもあった。フランスを象徴するアイコン、ミューズというのは、さまざまな関係性と継続性の上に成り立っている深い存在なんです 。ファッション業界の人はみんな嫌い合っていると思うみたいだけど、そんなことはないんですよ(笑)」

Photo: AYUMI SHINO / aosora, Getty Images

  • 『もう、今日着る服で悩まない パリジェンヌ流おしゃれのレシピ』イネス・ド・ラ・フレサンジュ、ソフィ・ガシェ著 喜多川美穂訳 ¥2,500(2017年10月13日発売予定)

    フレンチスタイルの新バイブル! イネスの新刊『もう、今日着る服で悩まない パリジェンヌ流おしゃれのレシピ』
     

    いったい、何を着ればいいの? そんな毎朝の悩みを、フレンチアイコンのイネス・ド・ラ・フレサンジュが解決! パリジェンヌの必需品リストや、着まわし50ルック、ちょっとした“外し”テクニックなど、パリ・シックなおしゃれを完成させるルールをナビゲート。
     

    <先行発売決定!>
    8月30日(水)~9月5日(火)伊勢丹新宿店 本館1F ザ・ステージで開催される、「ロジェ ヴィヴィエ」のポップアップストアにて先行発売。100部限定で、オリジナルのコットンバッグ付きという特典付き。だれより早くゲットして。

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