エディターズPICK 2013/6/14(金)
憧れジュエラーの歴史をひも解く

知っておくべき10メゾンのヒストリー図鑑

いつか手に入れたい、憧れメゾンのジュエリー。それぞれの成り立ちや歴史、秘められたストーリーを知れば、あなたのものになったときの、感動や喜びはより大きいに違いない。2013年5月28日(火)発売『エル・ジャポン』7月号別冊付録「エル・ジュエリー&ウォッチ」では最新アイテムからファッショニスタのつけこなしまで完全網羅。これを読んで、2013年はジュエリーにおしゃれ投資!

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新作の“マイヨン パンテール ドゥ カルティエ”は、パンテールの爪を思わせる幾何学的なフォルムが特徴的なコレクション。
右下“パンテール ドゥ カルティエ”リング(WG×ダイヤ×エメラルド×オニキス)¥1,527,750
ほかはすべて“マイヨン パンテール ドゥ カルティエ”から。
左から リング(PG×ダイヤ)¥736,050 イヤリング(PG×ダイヤ)¥1,541,400 ネックレス(PG×ダイヤ)¥1,648,500/以上カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)

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“パンテール”は気高く優雅な女性の肖像

カルティエ

1847年ルイ=フランソワ・カルティエがメゾンを創設、その後“タンク”“トリニティ”などの不朽のコレクションが生み出された。そのカルティエの代表的なモチーフがパンテール(豹)だ。その歴史は、強く優雅な女性たちの歴史でもある。1933年にジャンヌ・トゥーサンがハイジュエリー部門の最高責任者に就任し、約30年にわたって、名作を創りだしていく。ジャンヌは人一倍自尊心が強く、自立した新しい女性。友人のココ・シャネルは彼女を“パンテール”と呼んだ。初めてパンテールがモチーフに使われたのは1914年、オニキスとダイヤモンドの時計で。後に、『王冠を賭けた恋』で知られるウィンザー公爵夫人がパンテールのジュエリーをいくつも注文してブームを巻き起こす。以後インド帝国の王女ら、パンテールに魅了された女性が顧客として名を連ねる。“マイヨン パンテール ドゥ カルティエ”は、その優雅さをモダンに解釈。自由な女性の象徴であり続けている。

  • 問い合わせ先/カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
    http://www.cartier.jp/

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Photo : MASANORI AKAO/switch management Styling : MAKI YANAGITA Text : KAORUKO YASUDA
 
*文中の金属記号はYG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、BG=ブラックゴールド、WG=ホワイトゴールドです。

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