これまでメディアに、プライベートな話題について明かすことのなかった道端ジェシカ。そんな彼女が、「エル」だけに結婚を報告！　『エル・ジャポン』1月号では、全6Pにも及ぶ手記にて、結婚に至るまでの経緯から、自身の確固たる信念などをつづってくれた。そこで「エル・オンライン」では、幸せに満ちた笑顔が眩しい彼女に、本誌では聞き出し切れなかった独自の恋愛観や、恋人ジェンソン・バトンとの気になる関係について根掘り葉掘りインタビュー。トップモデルとして、世界で注目を集めるカップルとして、これまで華やかな面が報じられることの多かった道端ジェシカの、語られることのなかった“素顔”に迫った。
 
――あまり恋愛について語られることのなかったジェシカさんですが、恐らく読者やファンの皆さんも、ジェシカさんの恋愛に興味津々かと思います。なので今日は、少しミーハーな質問も交えてお話をお伺いせて頂ければと思います…！（緊張気味）　早速ですが、最近起きた出来事で、ふたりの絆を感じたエピソードは何かありますか？
なんでしょう……最近というか、絆はいつも感じています。「同じこと考えてた！」「私も言おうと思ってた！」とかも、本当に多くって（笑）。でも、ずっと一緒にいると自然とそうなっていくものですよね。
 
――いつも絆を感じているなんて、素敵ですね……！　そんな仲のよいおふたりでも、喧嘩をすることはあるのでしょうか？　喧嘩をしてしまったら、ジェシカさんはいつもどうされるんですか？
実は、喧嘩ってほとんどないんですよ。もちろん、たまに小さな言い合いはありますけど、本当に些細なことで。怒鳴り合いとか、絶対にないです（笑）。でも私は、いつも誰かとお付き合いするとそうなんです。自分で言うのもアレなんですけど、私、よくケンカしそうに見えるみたいなんですけど、気が強いキャラだと思われてるみたいなので……。でも実は、喧嘩とか全然しないんですよ。ムダな喧嘩だけは絶対に嫌だなと思うタイプ。そういうのって、疲れちゃうじゃないですか……。
 
でも個人的には、喧嘩をすること自体は悪いことではないと思っています。それが出来るような相手がいるって、ものすごく幸運なこと。喧嘩をするからって仲が悪くなるんじゃなくて、逆に喧嘩をしても最後はお互い納得できて、笑顔になれれば、こんなに素敵なことはないですよね。
 
――でも、長く付き合っていると、どうしてもムカッとくるときもありませんか？
もちろんあります（笑）。人間ですから、感情があって当たり前ですし。でもそれって、恋人だけじゃなくて、家族でも友人でも、長く付き合っていれば、相手にカチンとくることはありますよね？　長く付き合う相手だからこそあるというか……。
 
もしそうなった場合、私はいつも、それを喧嘩にもっていかないで、自分のなかで“消化”していくタイプなんです。基本的にいつも、自分で問題を解決していくタイプだから、そういう感情は自分で“消化”するようにしています。それでもムカムカが収まらなかったら、逆に「珍しいな……」「なんでこんな風にまだ考えてるのかな？」って思って、なんだか新しい自分が垣間見れて、楽しいんですよ（笑）。「こんな気持ちまだあったんだ」って。だから、相手に対してイライラするときって、自分にとっては“新しい自分を知ることができるキッカケ”かなって。私はいつもそんな風に考えてますね。
 
――すごく前向きな考えですね！　でも確かに、喧嘩をするって、マイナスなことばかりじゃないですよね……。そんな風に捉えられたら、喧嘩も意味のあるものになりますね。では、これまでの6年間という長い交際の中で、おふたりの間で“変わったこと”“変わっていないこと”は何かありますか？
基本的には“変わってない”ですね。いい意味で。もちろん未だにドキドキしますし、常に新鮮な気持ちを自分が持とうと意識しているからっていうのもありますけど、いつも新鮮な関係に感じています。でも、これだけ長い年月を一緒に過ごしているから、お互いの関係性はどんどん深まっていると思います。特にこれからは、“恋愛”から“家族”という関係に変わるから……。責任感が生まれたり。これまでも“ペア”として成り立っていたけれど、これからはもっとフォーマルな形で“ペア”として考えることが増えたり。そういう新しい変化が、今から楽しみですね。