「セリーヌ」の“クラシック ボックス”
クリエイティブ・ディレクターのフィービー・ファイロと、元アクセサリー担当責任者で現在「マルベリー」のクリエイティブ・ディレクターを務めるジョニー・コカは、「セリーヌ」から多くの“it”バッグを生み出したが、そのなかでもミニマルで美しい“クラシックボックス”は代表的な存在だ。
2011年に発表された“クラシックボックス”は、「セリーヌ」の歴史で最も愛されたバッグのひとつ。特筆すべきは、従来の馬車モチーフの留め具がシンプルなゴールドの長方形に変更され、フラップが伸びたという点。毎日使うのにパーフェクトなサイズで、必需品がすべて収納でき、斜め掛けやクラッチ、ショルダーバッグとしても使える。毎シーズン多様なカラーとレザー展開で登場。
photo : GETTYIMAGES,IMAXTREE、text : BIDDY SOWRAY、translation: HARUKA SAITO