2018春夏トレンド総まとめ。7つのキーワードで斬る、モードの新潮流とは?
2017/12/04(月)
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左から 「アレキサンダー マックイーン」、「ジバンシー」、「ミュウミュウ」、「ケンゾー」、「ルイ・ヴィトン」2018春夏コレクションより

反逆のパンク

ステートメントをデザインに託す、デザイナーのパンク精神

多くのデザイナーがファッションで政治的意見を表明するようになった昨今、権力などに抵抗するレジスタンスの表現がデザインに出てきたのは当然のことかもしれない。コレクション全体を通してパンクの要素を取り入れた「バレンシアガ」のデムナ・ヴァザリアは、バックステージで(ドナルド・トランプを揶揄するかのように)「フェイクニュースの“良い”バージョンを作ることができた」とコメントしたほど。

「ディオール」2018春夏コレクションより

この反抗的なアティチュードは「ミュウミュウ」「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」「ケンゾー」を始めとする多くのブランドでも発表。スローガンTシャツやスパイキーなイヤリング、クラッシュ加工に、ジェルでセットした前髪、そして懐かしの「ドクターマーチン」まで! あなたも、あなたのワードローブでステートメントを主張してみて。

「ウェンディ・ジム」2018春夏コレクションより

【こちらもチェック:チョーカー】

今年もチョーカーは、主役アクセサリーとして君臨しそう。2018年はより大胆に、幅広タイプなどを活用してよりインパクティブに。パンクの美学にもマッチすること間違いなし!

illustration:IMAXTREE、GETTY IMAGES translation:HARUKA SAITO

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