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三上津香沙さん「W&FW」ディレクター
背伸びして買ったものを長く使うのが時計の醍醐味
多くの芸能人やタレントのスタイリングを手がける三上津香沙さんは、「カルティエ」の“タンク アメリカン”(左)と“ミニ ベニュワール”(右)を愛用中。
「結婚したときに、『指輪は無理しないでいいから、結婚10年目に何か買ってね』って夫におねだりしました(笑)。彼はその約束を守ってくれて、プレゼントしてくれたのが“ミニ ベニュワール”です。ゴールドのブレスレットなどとコーディネートして、普段使いしています。一方、“タンク アメリカン”は10年前に自分で購入。“ミニ ベニュワール”がラウンドで小さいサイズだったので、シャープで大きめタイプをチョイス。ユニセックスなファッションが好みですが、時計など小物は女性らしいものにしたいと考えました。レザータイプと悩んだのですが、ブレスレットの方が長く使えるかなと思いこちらにしました」
読者に時計を選ぶときのポイントをアドバイスするとしたら?
「お店に何度でも足を運んで、たくさん試着することが大切だと思います。そうやって自分のファッションや雰囲気にあっているか? 本当に欲しいのか? など、何度もシミュレーションしてみると良いですね。それが自分にとって“背伸びした時計”だと思っても、自分を格上げしてくれるアイテムは気持ちも上がると思うのでおすすめです。着けているだけで自信がつく時計って、やはり素敵だと思います」
三上さん自身も、少し背伸びした時計を買うことが多かったそう。そして、その時計たちがだんだん自分にしっくり合うようになり、今は着けていないと落ち着かない存在になったと続ける。
「上質な時計は借金して買うのもありかな? 若いうちに手に入れれば、その分、長いパートナーとして楽しめますから!」
photo:YASUYUKI NOJI text:KYOKO TAKAHASHI