シャーロット王女の洗礼式で新旧ミックススタイルを発見
今月より始動! トレンドをいち早くキャッチする「EOL早耳調査隊」。5月2日(火)に誕生したシャーロット王女の洗礼式が、現地時間7月5日(日)、エリザベス女王が所有するサンドリンガム・ハウス内にある聖メアリー・マグダレーン教会で執り行われた。毎回注目されるキャサリン妃のファッションをはじめ、洗礼式のスタイルを徹底分析。そこでは伝統へのオマージュが満載だった!
親族一同が揃う和やかな空間
今回の洗礼式に出席したのは夫妻の他にエリザベス女王夫妻、チャールズ皇太子夫妻(左から1、3番目)、ハリー王子は公務でアフリカ訪問中の為欠席、キャサリン妃側からはキャサリン妃の両親、キャロルとマイケル・ミドルトン夫妻(左から2番目と右端)、及び兄弟のピッパとジェイムズ(右から2番目)が出席。他に事前に発表されていたシャーロット王女の5人のゴッドペアレンツが出席した。ウィリアム王子の親友、トーマス・ヴァン・ストローベンジー、ジェイムズ・ミード、キャサリン妃の親友、ソフィー・カーター、キャサリン妃の父方の従兄弟であるアダム・ミドルトンに加え、ウィリアム王子にとっては従姉妹にあたる、故ダイアナ妃の姉、シンシア・ジェーン・フェローズの娘であるローラ・フェローズが出席。王族としてはごく内輪の洗礼式となった。
ジョージ王子が曾おばあ様であるエリザベス女王に話しかけるという、ほんわかしたシーンもキャッチ。
極限られた親族のみで開かれた洗礼式は、全体を通じて質素。敷地に隣接する牧場は一部一般に公開され、またお花の贈り物は全てキャサリン妃が特に力を入れているチャリティ活動であるホスピスEACHへ寄付されているそう。会場選び(ジョージ王子の際に使用されたセント・ジェームズ宮殿のチャペルは故ダイアナ妃の葬儀が行われる前に彼女が安置されていた場所)、衣装、出席者、ゴッドペアレンツ、すべてに至り今と昔を繋げるもの。故ダイアナ妃とイギリス王室に深く配慮され、またシャーロット王女のフルネーム “ シャーロット・エリザベス・ダイアナ” から連想されるように、両者を再び強く結びつけ、新しい家族像を切り開こうとする若い二人の強い思いが伝わってくる。
女王のこんな笑顔、なかなかお目にかかれない!
text : Ryoko Tsukada