人気者ハンネ・ギャビーが結婚! リラックス婚がモデルのトレンド
おしゃスナでも大人気のハンネが7月31日、同じくモデルのジョン・スワイテクと結婚! そのレイドバックなウェディングスタイルに親近感アップ。人気モデルが大集結したまるでフォトストーリーのようなウェディングスタイルに最新のモデル婚トレンドを見た♥
ハリウッドスターも「お金をかけない婚がかっこいい」
ここの所、キム&カニエや、スタイリストのジョバンナ・バッターリア、シアラの結婚式のようないわゆる“華燭の典”に慣れ切った私たちにとっては、ハンネのように肩の力の抜けた、でも彼ららしいモデル婚のウェディングスタイルの方がなんだかほっとできるというもの。
実はこの流れ、ヨーロッパに比べて6倍の予算を結婚(式)にかけると言われているアメリカにも影響を与えている様子。なんとハリウッドセレブたちの間でも、「ウェディングにお金をかけない」のが逆におシャンティとされている傾向が! たとえば同性婚が合法化されるまで結婚式を待っていたクリステン・ベルとダックス・シェパードが結婚(式)にかけたお金はなんとたったの142ドル!
式は行わずガーデンパーティのみで済ませたと言われているミラ・クニスもそう。しかも、先日テレビ番組で結婚指輪が「Etsy」で買った90ドルのものだと告白したばかり。さすがに数千円で済ませるのは一般人でもなかなかできない。人前にさらされるセレブであればなおさら。
こんなウエディングが流行るのも、結婚の時期を迎えるミレニアル世代はとにかくお金が無いから! 婚約指輪に関していえば、結婚にお金をかけることが通例のアメリカでは、ごく普通の人でも1カラット(以上)のダイヤモンドエンゲージリングを贈られるのが常識。お金はないけど、ある程度の大きさの石は確保しないと……。ではそのジレンマをどうするか? ということで、かしこいブライズの中にはダイヤモンドに代わる人口石、モワッサナイトのリングをチョイスする人も増加。アメリカの人気ジュエリーセレクトショップ、たとえばブルックリンの「catbirdnyc」のサイトなどを見れば、彼女たちのトレンドや懐具合がわかるので参考になる。
現在のエンゲージメントリングのトレンドは、台はローズゴールド、人気だけれど一般の人には手に届かないピンクダイヤモンドに代わりモルガナイトと、こちらも肩の力を抜いた雰囲気。
長年アメリカン・ファッションの代表格「ラルフ ローレン」の顔を務めていて、最近婚約したブルーナ・テノリオも、エンゲージリングには慎ましやかでリラックス・ウェディングのトレンドが感じられるものをチョイス。もちろん、目も眩むほどまばゆい大きな結婚指輪も素敵だし(実際前述のクリステンもミラも、婚約指輪は100万ドルクラス)、華やかさいっぱいのウェディングは憧れであることには変わりない。けれど、セレブと一般人の狭間にいるハンネのような、華燭の典”もやろうとすればできるトップモードモデル達がレイドバックなウェディングを選んでいる姿をみると、この先新しい潮流となるかも?! 今後もモデル達のおしゃれウェディング・ストーリーに期待大!
Text : Ryoko Tsukada