エディターズPICK 2014/9/9(火)
À la recherche de la Rive Gauche

生粋のパリ好きが通う左岸

“右岸=保守、観光”、“左岸=革新、おしゃれ”……。そんなシェーマが塗り替えられつつある新しいパリの街で、識者たちがプライベートで足を運ぶ右岸と左岸のお気に入りスポットを紹介するこの企画。今回はおしゃれなパリ通が愛する左岸編!

Photo : Yusuke Kinaka

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【左岸】ボン・マルシェ

パリ最古の百貨店、「ボン・マルシェ」。大幅にニューアルされ、食品売り場が充実し、より一層華やかに。全製作過程が見られるパティスリーや、その場で購入して設けられたスペースで軽い食事もとれる惣菜コーナー、お酒とともに味わえるイベリコ豚専門店など、一日いても飽きることのない、まるで大人のための遊園地。2014年8月30日(土)~10月18日(金)まで開催される「日本展」では、食品からモードまで日本をフィーチャー。

選者:「ル・コルドン・ブルー・インターナショナル」 アジア代表/シャルル・コアントロ
「ボン・マルシェのエピスリーは、パリの日常生活を味わうのにおすすめ。とくにここのタラマは絶品で、フランスでもトップクラスのおいしいタラマが手に入ります。カロリーはちょっと高いけれど、やっぱり最高」

ボン・マルシェ Le Bon Marché Rive Gauche
24 Rue de Sèvres, 75007 Paris, フランス
tel. +33.(0)1.44.39.80.00
http://www.lebonmarche.com/

  • 【選者Profile】
    「ル・コルドン・ブルー・インターナショナル」 アジア代表/シャルル・コアントロ

    1世紀以上にわたる伝統と卓越した料理芸術を礎として、ガストロノミー、ホスピタリティ、マネジメントのスペシャリストを世界に送り出す、「ル・コルドン・ブルー」。フランスの料理教育においての権威であり、『ジュリー&ジュリア』『マダム・マロリーと魔法のスパイス』など、料理に関する名作映画のなかに登場することもしばしば。創設1895年から1世紀を経て、27カ国53校に拡大され、来年パリの本校がリニューアルされることもニュース。

    産業界、大学なども含めたパートナーシップを誇り、講師は星付きレストランのシェフ。フランスの“食”のオーソリティでもある独立教育機関。そのアジア地域の運営を取り仕切るシャルルは、リキュールメーカー「コアントロー」一族の出身で、もちろんガストロノミー。「パリは常に新しい動きがあり、あらゆる人種を受け入れる場所です。今は年に数回帰るだけですが、いつも新しい何かを感じられます」と、おすすめするレストランは、古典からモダンまでさすがのセレクト。好きな料理は“サラッド・ペリグルディン”。

    ★アジアをはじめ、さまざまな国から学生が集まる代官山校、神戸校ではディプロム取得コースから、気軽に楽しめる1日講座まで幅広く展開。詳しくはHPをチェックして。

    HP http://www.cordonbleu.co.jp/
    facebook 

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Cordination : Kaoruko Yasuda

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