エディターズPICK 2014/9/9(火)
À la recherche de la Rive Gauche

生粋のパリ好きが通う左岸

“右岸=保守、観光”、“左岸=革新、おしゃれ”……。そんなシェーマが塗り替えられつつある新しいパリの街で、識者たちがプライベートで足を運ぶ右岸と左岸のお気に入りスポットを紹介するこの企画。今回はおしゃれなパリ通が愛する左岸編!

Photo : Yusuke Kinaka

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【左岸】デ・ファム

“女性たちの”という店名をもつ書店、「デ・ファム」。哲学者たちの憩いの場、サンジェルマンのカフェ・ド・フロールから歩いて2分ほどの場所にひっそりと佇んでいる。
 
精神分析医でありフランスの女性活動に大きな功績を遺した、アントワネット・フークが所属していた女性学関係の出版社が始まり。今は女性関係専門の書店部門のみが残り、奥にはフランス女性の社会運動の歴史がわかる展示スペースになっている。
 
店内にはソファがあり、ゆっくりと試し読みすることも可能。女性の社会進出や文化背景やフェミニズムを知ることは、ファッションの変遷を理解するうえでも重要な要素。レアンドラのような“真のファッショニスタ”になりたいなら、一冊はここで本を手にする必要があるかも?

選者:「Man Repeller」ファウンダー レアンドラ・メディーン
「時間ができたとき、サンジェルマンの小さな書店、『デ・ファム』で、ゆっくりと本を読むのが好き」

デ・ファム Librarie des Femme
tel.+33.(0)1.42.60.93.76
営業時間/11:00~19:00(月=土)
定休日/日曜
http://www.librairie-des-femmes.fr/

  • 【選者Profile】
    レアンドラ・メディーン/ジャーナリスト、ファッションブロガー

    人気ブログ「The man repeller」で、一躍世界的にファッショニスタとして有名になったジャーナリスト。パリコレ・スナップの常連で、そのスタイリッシュなライフスタイルは、常にファッション界に影響を与え続け、最近では「ニナリッチ」のアイコンバッグ“MARCHE”のスペシャルキャンペーンとコラボレーションバッグを発表するほど。レアンドラがセレクトした鮮やかなカラーのエキゾチックレザーが、クラシックとコンテンポラリーを見事に融合させて大人気。レアンドラのスタイルは、「ニナリッチ」オフィシャルサイトで展開されているスペシャルムービーや公式Facebook・Instagram・Pinterest・Twitterのアカウント、また「The man repeller」でもチェック!

    「ニナリッチ」: http://www.ninaricci.com
    「ザ・マンルペラー」: http://www.manrepeller.com

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Cordination : Kaoruko Yasuda

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