(上)伝統的手法の刺しゅうは、表側からひとつひとつビーズを縫い込んでいく。 (下)クロシェを施している職人の手の動きはあまりにも早すぎて、作業が一体どういう仕組みになっているのかひと目で理解するのは相当困難。

【ルサージュ】布の上に広がる万華鏡の世界

刺しゅうにはクロシェ(かぎ針)と、伝統的な縫い針のふたつの手法があり、前もってビーズを通しておいた糸で布地の裏側から作業をするクロシェの方が早く作業ができる。1秒に3個ほどのペースで次々にビーズを縫い留めていく。そのスピードを例えるなら、丁寧に文字を書いているくらいのスピード感で、糸とかぎ針で“縫っている”とは到底思えないほどの速さに驚愕! 刺しゅうといっても種類は様々で、シリコンで作った蛍光色のテープを縫いとめたもの、プラスチック、ビーズ、スパンコールなど、素材は無限で、さまざまな輝き効果が出せるのだとか。その素材は1シーズンにつき約60トンにものぼるそう。

Photo : YUSUKE KINAKA Coordination : Reina Shimizu

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