女優ルー・ルサージュのパリジェンヌスタイル
10代にしてフランスで大ヒットした映画『LOL』で、ソフィ・マルソーと肩を並べ一躍スターに。「トムセン」の顔にも選ばれ、「カルティエ」のフォトブックにも登場した次世代フレンチ“It”女優、ルー・ルサージュをパリの最新スポット「Molitor」で撮り下ろし! エル・オンラインだけに公開してくれたワードローブと、パリジェンヌのスタイルTipsをとくとご覧あれ。
―どうやって女優&シンガーに?
ルー・ルサージュ(以下ルー):小さい頃から俳優の仕事に憧れてたから舞台のクラスに通い始めたの。14歳だったわ。15歳になったとき、舞台の先生が映画『LOL』のオーディションに送り込んでくれた。とても素敵な経験だった。音楽に関して言えば、これはもう自然になってしまったと言うしかないわ。だって父はロックグループ“ウルトラオレンジ”のメンバーだったから……。ある日、父に2、3曲レコーディングしてみないかって言われたの。みんなでやって楽しかった、とってもね。で、最終的に13曲できあがって、アルバムを出すことになってしまったの。
―今、進行中の仕事は?
ルー:来年公開になる映画を1本撮り終えたばかり。タイトルは『L'histoire d'une mere(編集部注:ある母の物語)』っていうの。私の役は祖母とと同居するシングルマザー役で、とても不安定な環境にいる女性。サンドリーヌ・ヴィセ監督(『クリスマスに雪は降るの?』)との仕事だったけれど、とても豊かな経験になったわ。彼女の作品はすごく好きだし、この作品も美しい映画よ。それから、新しいアルバムも準備しているの。
Photo : Fred AUFRAY Realisation : Marie Ueda Thanks to Molitor
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Profile : ルー・ルサージュ(Lou Lesage)
1991年、パリのロックグループ、ウルトラオレンジのメンバーである父と母との間に生まれる。15歳のときにソフィ・マルソーの娘役として抜擢された映画『LOL』(2009)は人気作となり、のちにデミ・ムーア×マイリー・サイラスでハリウッドリメイクされた。若くしてコケティッシュなムードを持ち、「ヌーヴェルヴァーグのミューズのよう」と評される。歌手としてもアルバムをリリースしている。