2014/8/4（月）
（右上）カラーサンプルのような数百の色彩パターンのリボン （左上）2014／15AWプレタポルテコレクションに登場したピンクツイードのハット （下）つばの周囲をかぎ針でひとつひとつほぐしていく気の遠くなるような作業
【メゾン ミッシェル】プレタポルテもすべて手作業
形ができた帽子は、モディストと呼ばれる職人が仕上げていく。ずらりと並んだピンクのハットは2014AW「シャネル」プレタポルテコレクションのアイテム。ショーでカップルで登場した、あのピンクスーツのルックで使用されたもの。取材当日、つばの“フィルクペ（切りっぱなし）”部分の仕上げをひとりで担当していた「ミシェル」の女性モディストは、もともと演劇衣装のデザイナーから転職したのだとか。アトリエでは、元教師の経歴をもつ職人もいるなど、それまでのキャリアは人それぞれだそう。
Photo : YUSUKE KINAKA Coordination : Reina Shimizu
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