「ディオール」の話題を呼んだ展覧会を書籍で体感

フランス・グランヴィルにあるクリスチャン・ディオール美術館で今夏開催され、話題を呼んだオートクチュールと印象派のムーブメントの関連性を探った「インプレッション ディオール」展。1947年にムッシュ・ディオールが花のような女性をドレスで表現するというアイデアを、花と茎の形からインスパイアされたフルスカートとタイトスカートで表現した“ニュールック”から始まったメゾンのクリエーションは、ラインの多彩な可能性を探り、クロード・モネの『草上の昼食」のふんわりと広がったクリノリンの入ったドレスや、ジョルジュ・スーラの「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」で描かれた女性たちのバッスルドレスなどに発展。2012年秋冬のオートクチュールでモネのジヴェルニーの庭を描いた作品からインスパイアされた一着を発表したラフ・シモンズまで、印象派の時代のファッションに再解釈を加え、新たな魅力を引き出してきたメゾンの歴史を、絵画とドレスにより一堂にラインナップ。その豪華な展示を一冊で堪能できるアートブックが登場！　洋書取り扱いの書店かインターネットで今すぐサーチしてみて。