エル・エディターのOKINI
2016/09/22(木)

いじめられっ子がスターになって“復讐”を果たした瞬間Best3

泣く子も黙るオスカー女優、ケイト・ウィンスレットが、女優を目指した理由を「子どもの頃激しいいじめにあったから」だと明かしました。周囲にドン引きされるのですが、他人のヴェンジェンスが大好物。見たい聞きたい語りたい、やめられない止まらないのです。かっぱえびせん級の中毒性がある、いじめられっ子が世にはばかって、いじめっ子に“復讐”を果たした、震えるほどの美しきエピーソド個人的ベスト3をご紹介。

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Photo : Aflo

ウィノナ・ライダー、サインを断る

復活を果たしつつあるウィノナ・ライダーが2人目。彼女も学生時代はそうとう個性的なファッションをしていた性でいじめられたことで有名なスター。その個性のおかげで90年代を代表するファッションアイコンとなれたわけですが、衝撃的なのはいじめの内容。
 
普段から相当いじめられていたそうですが、ある日、殴られ、蹴られたあげく、十数針を縫う大けがを負う事態に。大量出血で、大騒動になったことから見ても、いじめというより、暴行と表現した方がふさわしいほど。しかも悲劇はそれだけでは終わらず、学校はこの事件の責任をウィニーにあるとして退学に。学校にもいじめられたようなもの。
 
そして映画女優としてアイドル的な人気を誇るようになったウィニーに、ある日彼女と知らずいじめっ子がサインを求めてきたのだとか。この時点で胸のすくような思いですが、彼女の事です、黙って返すワケがありません。学校時代にいじめっ子だったことを覚えているかと問い、頭にハテナマークを浮かた相手に「あんたがいじめてたのは私なのよ!」と追い返したそう。たぶん今の時代ならそのいじめっ子がツイッターに「ウィノナにサイン断られた。同級生だったのに感じ悪」とでもネガティブキャンペーンを張り、つぶやきを信じたSNS民を巻き込んで泥沼炎上になりそうですが、その当時はまだツイッターもない時代。メディアでその時の様子を語ってウィニーの“復讐”は無事終了。

「ウィニー、危険だから離れて!」 タイムマシンがあったなら声に出して言ってあげたい。

Photo : Getty Images

しかし、映画界で再び、“セレブ界のリポビタンD”、いや“人間版マシンガーZ”、もとい“ハリウッドのフレネミーG”ことグウィネス・パルトロウに裏切られ、自分が手にするはずだった役を立て続けにかすめ取られるという“いじめ”に遭ったことを思い出すと、当時のウィノナの心境を想って涙を禁じ得ません。Gはお嬢のクセに乙部のりえ(@ガラスの“新刊早くっ”仮面)なのです。「G…! 卑怯な。役者の風上にもおけない! 舞台の上では実力と才能だけがものをいうのだということをわからせてあげる…! ウィノナとの差がどんなものかおしえてあげる…!」と、代理で仇をとることを心に誓ってくれる亜弓さんがウィニーの横にいなかったことが悔やまれます……。

  • Illustration : DAICHI MIURA

    エディターKEIICHI : ファッションフィーチャー担当。最近ハマった復讐劇はABCのドラマシリーズ「リベンジ」全体、もうすぐ公開される映画『ジェイソン・ボーン』、そしてもちろんHBO「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア・スタークが父の仇を暗殺するエピソード。すっきりする復讐映画ベスト3は『ベン・ハー』『レオン』『ディスクロージャー』。この3つは寝る前に見ると、すやすやと気持ちよく寝られます……と言いたいところ、すっきりだけでは済まずアドレナリンが出まくり、結局夜更かしする羽目になるため、そろそろ寝る前の復讐映画は止める予定。

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