ハーマイオニーで一躍トップ子役に、学業も女優業も努力の賜物

1990年4月15日、フランス・パリで、イギリス人弁護士の父とフランス人の母の間に生まれたエマ。両親の離婚後、5歳のときに母親と弟と共にイギリス・オックスフォードに移住する。そして10歳のとき、彼女の運命は大きく変わる。友人と遊び半分で『ハリー・ポッターと賢者の石』のオーディションに参加し、いきなりハーマイオニー役に合格したのだ。それ以降、7作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで全シリーズに出演し、瞬く間に大人気女優に成長。2009年には、過去10年間で最も興収を稼いだ女優としてギネスブックに載り、バーバリーやランコムなどの広告塔に抜擢、2011年にはアメリカの映画サイトが毎年発表する最も美しい顔の一位に選ばれた。学業面では、フランス語と英語のバイリンガルに加え、統一試験での好成績、女優業での活躍が総合的に評価され、2009年にイェール大学、コロンビア大学、ケンブリッジ大学等に合格を果たし、2009年秋にアメリカのブラウン大学に進学。『ハリー・ポッター』シリーズの主演である３人の子役中、家族と離れて住んでいたのは彼女だけだったが、撮影の合間をぬって彼女はひとりで勉強し続けていたという。