「ショーメ」が紡ぐ、愛の歴史に導かれて。ロマンティックな銀座・丸の内へ!
永遠に輝き続ける、愛しき人へのメッセージ。変わることのないジュエリーの煌めきに、人々はそんな想いを託してきた。それは王族も、かの皇帝も同じ。フランスでも屈指の品格を誇る「ショーメ」は1780年の誕生以来、多くの偉人たちの愛を表現してきた。その美の歴史を紐解く美術展が、丸の内で開催される。さらに注目の新ブティックやポップアップストアが銀座にオープンと、ニュースが目白押し。今夏は、愛の奇跡に触れに出かけよう!
日本への憧れも! 現代へと続く感性のヘリテージ
美術展では、「ショーメ」という伝統あるメゾンが実にさまざまなテーマに挑戦してきたことに驚くはず。ロマン主義、ベル・エポックにアール・デコ。さながらデザイン史を振り返るような展示の数々に、思わずうっとり。
注目したいのは、古くから繰り返し「ショーメ」のデザインにインスピレーションを与えてきた、大自然へのオマージュだ。豊穣のシンボル、麦のモチーフのティアラはまるでそよぐ風まで感じるような精巧さ。そして、フィナーレを飾るジャポニズム・コレクションも必見! 19世紀半ばヨーロッパで起こった日本美術ブーム時はもちろん、創業者ニトも漆器の美に驚嘆していたというほど、日本とのエピソードが多い「ショーメ」。和洋折衷な逸品から、特別制作されたグラフィカルなネックレスまで、日本の感性を再発見したい。
各時代でトレンドの最先端を走りつつも、決して変わらなかったのは「ショーメ」のサヴォワールフェール(職人技)、そして美しきこの世界へのリスペクト。フランス史の輝きを作り続けてきた、メゾンの美意識を堪能して。
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『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界-1780年パリに始まるエスプリ-』展
開催期間/2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
会場/三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
開館時間/10:00~18:00 ※金曜、第2水曜、9月10日~13日は21:00まで
観覧料/一般¥1,700(前売料金 ¥1,500)、高校・大学生¥1,000、小・中学生¥500
休館日/月曜日 ※7月16日、30日、8月27日、9月10日、17日は開館
http://mimt.jp/chaumet/
text : MAKIKO OJI
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問い合わせ先/ショーメ tel. 03-5635-7057
https://www.chaumet.com/