VOL.2デザイナー、エマ・ヒル独占インタビュー

 
ショー直後、バックステージに潜入したエル・オンラインを待っていてくれたのは、デザイナーのエマ・ヒル(左から2番目）。めったに表に出てこないと言われる彼女が、今回特別にインタビューに応じてくれた！
 

――今日はお招きいただいてありがとうございます。登場したアイテムはとてもナチュラルなウールやレザーが多用されたものでしたね。 
 
そうなの。私はメタルなどの素材も使いつつ、昔からのこの土地から生まれたものを大事にしたかったの。ラゲージやシューズにも使ったけれど、そういう素材ってとても力強いものでしょう？　そこに、スクールガールなどのムードを盛り込んだわ。
  
 
――今回の2013AWのコレクションはクラシカルなフェミニニティで溢れた印象を受けたのですが、なぜ今、女性たち自身が伝統的な女性像を求めているのだと思いますか？ 
 
クラシカルな女性像も取り入れたけど、それは力強いもの、とてもストロングだから。今回は上質な素材を使い、女性らしいシェイプで仕上げながら、とても力強い女性像になったと思うわ。それは“英国的”なものの一部だと思う。それから、ベーシックなものに新しいものを組み込むのも、もともと“英国的”なやり方よ。
 
 
――そのような女性像にふさわしいアイコンは誰ですか？
そうね、クールガールが私は好き。英国ガール像を体現している人。例えば、アレクサ・チャン、ジュリー・クリスティがアイコンになるかしら。
 
 
――最後にエル・オンラインを読んでいる人にメッセージをお願いします。
私、日本が大好きなの。早く東京にまた行きたいわ。だって、ハロー・キティの大ファンなんだもの！　原宿行って買い物したい！　またすぐに（日本の方に）お会いできるのを楽しみにしているわ。

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