草間彌生、圧巻の集大成! 故郷・松本で個展がスタート
長野県の松本市美術館で、草間彌生の展覧会がまもなく開催。彼女が発信する普遍的なメッセージを、感じ取ろう。
日本が世界に誇るアーティスト、草間彌生。2017年、52万人も動員し大盛況のうちに幕を閉じた、国立新美術館で開催された展覧会『草間彌生 わが永遠の魂』に足を運んだ人も多いだろう。また同年10月には草間彌生美術館もオープンさせ、いまだに国内外から熱い視線を集め続けている。そんな彼女の次なる個展『草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛すべて』が、3月3日(土)より、長野県の松本市美術館でスタート。
1929年に草間が生まれた松本市の市制施行110周年、そして松本市美術館開館15周年を記念して行われる本展。過去にも開館記念展や企画展で草間の作品を数多く紹介してきたが、今回は、国内初公開の作品や最新作を含む約180点が一堂に会する。1930年代、まだ子ども時代に手がけたものから現代のものまで、作品とともに彼女の半生を辿ることができる、実に贅沢な内容だ。
戦争により奪われた青春、平和、そして愛――草間がアートを通じて語る、私たち人間にとってもっとも普遍的なメッセージを感じに、必ず足を運んでおきたい。めくるめくクサマ・ワールドにいざなわれてみれば、なぜ彼女がここまで世界的に受け入れられているのか、改めて知ることができるだろう。
-
『草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛すべて』
会期/3月3日(土)~7月22日(日)
会場/松本市美術館(長野県松本市中央4-2-22)
開館時間/9:00~17:00 ※土曜日は19:00まで開館、3月3日は21:00まで開館、入場は閉館の30分前まで
休館日/月曜日 ※4月30日、5月7日、7月16日は開館
観覧料/一般 ¥1,200(前売 ¥1,000)、大学・高校生 ¥800(前売 ¥600)、中学生以下無料
tel. 0263-39-7400
https://kusama2018.com/