NYでキャリアをスタートした後、2000年よりミラノで活動を続けている写真家の仁木岳彦さんは、ジョルジオ・アルマーニ、ケイト・モスといったセレブのポートレートや、ファッション、カルチャーなど世界各国の新聞・雑誌で幅広く活躍中。

エル・オンラインでも人気アストロジーライター・Sayaさんの年末特集に作品を提供してくれたばかりで、その被写体はすべて、仁木さんが2011年の東日本大震災をきっかけに、被害者を追悼するための巡礼の意を込めて撮り続けてきた天使の彫刻や壁画、天井画たちだ。世界各地でその“天使”と出会い続け、ついにこれをまとめたビジュアルブックが先日完成。スーパームーンの夜に偶然撮れたという表紙が実に神秘的！

日本で天使というと羽根が生えた子どもの像を思い浮かべがちだけれど、仁木さんがとらえた“天使”の姿を見ると、必ずしもそうではないことがわかるはず。表情豊かなエンジェルたちの魅力に触れてみては？