ニュース 2017/6/16(金)
cinema this week

ドヌーヴも来日する「フランス映画祭2017」ほか6月第三週のコレ観なきゃウィークエンド

毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、私たちが本当に観るべきものって? 女性の知的好奇心を満たす、いま観るべき作品をエルが週替わりでセレクトし、ご紹介。カトリーヌ・ドヌーヴとイザベル・ユペールの豪華二大フレンチ女優が来日する「フランス映画祭2017」など3つレコメンド。

 

6月22日(木)~25日(日)開催 「フランス映画祭2017」

最新フランス映画がいち早く上映されるフランス映画祭。25回目となる今年は70歳を超えて、いまなお精力的に活躍しているカトリーヌ・ドヌーヴが団長として来日。カトリーヌ・フロウと共演した、マルタン・プロヴォ監督の『The Midwife(英題)』がオープニングを飾る。また、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、話題を呼んだ『エル ELLE』も8月の公開前に先駆けてお披露目。監督のポール・バーホーベンと主演のイザベル・ユペールも来日予定。そのほか、オドレイ・トトゥ、ペレニス・ペジョ、メラニー・ロランが圧倒的な映像美のなかで3世代の女性を演じた、トラン・アン・ユン監督の『エタニティ 永遠の花たちへ』、そのオドレイ出演で日本公開未定のドタバタコメディ『パリは今夜も開演中』、マリオン・コティヤール主演の『愛を綴る女』、ジャック・ドワイヨンによるロダン没後100年記念作品『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』など、すぐにでも観ておきたい気になる作品がずらり。
 
開催期間/6月22日(木)~25日(日)
会場/有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇
http://unifrance.jp/festival/2017/

 

6月17日(土)公開 『キング・アーサー』

ガイ・リッチーがアーサー王伝説をスラムで育った青年の成り上がり物語として、圧倒的なスケールかつスタイリッシュな映像で描いたアクション・エンターテインメント。イングランド王の血を引きながら、孤児として娼婦宿で育ったアーサー。過酷な状況のもと、仲間思いのタフガイとして成長した彼は、やがて、聖剣エクスカリバーに選ばれし者として、父を暗殺した暴君ヴォーティガンと対立することになる。主人公アーサー役は、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主役候補になったこともある、完璧な肉体美を持つチャーリー・ハナム。彼の前に立ちはだかる悪役ヴォーティガンはジュード・ロウ。アストリッド・ベルジュ=フリスベはアーサーを助ける魔術師役。
 
監督/ガイ・リッチー
キャスト/チャーリー・ハナム、アストリッド・ベルジェ=フリスベ、ジャイモン・フンスー、エイダン・ギレン、ジュード・ロウほか
6月17日公開
http://wwws.warnerbros.co.jp/king-arthur/

 

6月17日(土)公開 『世界にひとつの金メダル』

弁護士をやめて、オリンピック選手の道を選んだピエール・デュランと彼の気性の荒い馬ジャップルーとの挑戦を描いた実話ドラマ。幼い頃から父の指導のもと、障害飛越競技に打ち込んできたピエール。大人になった彼は弁護士の道に進むが、父の期待に沿えなかったことを悔いていた。仕事をやめて、選手として生きることに決めた彼は、欠点だらけの若馬ジャップルーと出会う。父と息子でジャップルーとともにオリンピックを目指すが……。息子の夢のためにすべてを捧げる父。一方、そんな父がプレッシャーになる息子。さらに同じ選手でありながら、夫ピエールのためにサポートに回る妻も加え、さまざまな思いが交錯する感動作。ロサンゼルス、ソウルと二つのオリンピックを再現した映像も見もの。フランスでは200万人を動員する大ヒットを記録。主演のギョーム・カネはもともと乗馬が得意で選手になりたかったほどの腕前で、脚本も担当している。
 
監督/クリスチャン・デュゲイ
キャスト/ギョーム・カネ、ダニエル・オートゥイユ、マリナ・ハンズ、チェッキー・カリョ、ドナルド・サザーランドほか
6月17日公開
http://sekakin.com/

Text: Aki Takayama

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