特集 2017/3/24(金)
FROM ELLE WORLD

あえてツッコませて! 「SATC」のキャリー・ブラッドショーがついた7つのウソ

独身、フリーランス、ニューヨーク在住という人生の素晴らしさをアピールしていたドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリー・ブラッドショー。あなたも試すべき、と彼女は言うけれど……それって本当? ニューヨークに引っ越してキャリーのようになれると勘違いしては危険。ドラマは大好きだけど、あえてツッコませていただきます。

認めるか認めないかは別として『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー・ブラッドショーと自分を重ねたことがあるはず。みんな一度は通った道だから、大丈夫。そんな経験がない人は、多分ありきたりだと言われることを恐れて生きているだけだから! 
 
もしかしてライターになるために、もしくはあなたのミスター・ビッグを探すため(笑)にニューヨークに引っ越した人もいるかも。または毎週日曜日には女友達と集まってブランチしながら噂話に花を咲かせているのかも? いずれにしても、都会でシングルライフを送るのって素晴らしい! と世界中の女性に宣伝するキャリーのセールストークのうまさは認めざるをえない。ハイブランドのヒール、コスモポリタン、至るところにいるイケメン、オフィスに一日中座っていなくていいフリーランス生活、巨大なクローゼット、そしてこれらをすべてまかなえるお金。キャリーの語る都会の生活は魅力でいっぱい!
 
でも私は、ニューヨークのマンハッタンのアパート(注:適切な大きさのクローゼットもなく、ゴキブリも2、3匹ほど住んでいる)で金曜日の夜(注:女の子の友達とクラブをはしごしてコスモポリタンを飲む予定が入らなかったとき)「セックス・アンド・ザ・シティ」一気見している間に、キャリーが大嘘つきだということに気がついた。キャリーはデートで得た「人生の知恵」とかいうものと素敵な靴で私たちの目をくらませつつ、私たちもニューヨークに引っ越してキャリー・ブラッドショーになれると信じ込ませた。つまり彼女は私たちを騙したというわけ。
 
次のページから彼女がついた大きな嘘7つを検証する。なぜなら私たちは人生で「セックス・アンド・ザ・シティ」の記事はもう読まなくていい、なんて思うことなどないから。

photo : Aflo  text、translation: Yoko Nagasaka

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