『レイチェルの結婚』(2008)

『マーゴット・ウェディング』と姉妹の立ち位置が逆になっているのが、この『レイチェルの結婚』。姉レイチェル(写真右)の結婚に出向く依存症患者の妹(アン・ハサウェイ=写真右)が、結婚式をきっかけに確執が再度露わになる辛い辛いストーリー。妹は依存症になった過去をぶちまけて姉の結婚式を台なしにし、姉は妹から受けた被害への怒りやこれまでの恨みつらみをぶちまけるシーンは爽快に思えるほど。不幸を売りにする妹と幸福を武器にする姉の熾烈な争いは最後には、「誰も悪くないのに傷つけ合わずにはいれない」哀しい姉妹の性を見出し、号泣必至。アン・ハサウェイがオスカー主演女優賞にノミネートされたのも納得の演技を見せている。

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