特集 2017/9/11(月)
エディターKEIICHIのトロント日記 序盤戦

いちばんセレブに近い映画祭、トロント国際映画祭2017を現地レポート

1976年から始まり、今年で42回目となるトロント国際映画祭(TIFF)。カナダ・トロントの街全体が盛り上がる一大イベントに、エル・オンラインのエディターKが初突撃。本日より現場から臨場感たっぷりにリポートします!

9月7日より開幕したトロント国際映画祭2017。いまもっとも成長著しい映画祭と言われ、9月17日までの開催期間中に150近い映画が出品されることもさることながら、なんといっても魅力なのがセレブとの距離感! カナダの治安のよさもあってか、一般人もアクセスできるふつうの道がレッドカーペットになっていて、「なんか人がたくさんいる……」と思って近づいたら目と鼻の先にエル・ファニング……みたいな。

とりあえずTIFFを歩けば”超有名人”にあたる。とりあえずニコール・キッドマン。

人だかりが……と思ったらガガ。活動休止を発表して大騒ぎに。

Photo:Courtesy of TIFF

ジョージ・クルーニーもバッチリ監督作の売り込みに! こんなにもハリウッドスターが一気に集う理由のひとつは「観客賞」。一般投票によるこの賞を獲得することは北米市場にとって価値のある作品とみなされ、翌年のゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞のノミネートされることが多くなってきているのだとか。さらにトロント国際映画祭では毎年ゴールデン・グローブ賞を主催するHFPA(ハリウッド外国人記者協会)が盛大なパーティを開くので、俳優たちも賞を狙うべく売り込みにやってくるそう。詳しくは、パーティに潜入したよしひろまさみちさんによる近日公開の記事をチェック!

Photo:Courtesy of TIFF

なのでいまやハリウッドに欠かせない英国俳優たちも続々。英国の至宝デイム・ヘレン・ミレンもベネディクト・カンバーバッチも登場。だって英国連邦ですもの?

しかもこんなにゴージャスなのに、緊張感は少なく、どこかゆるっとしているのが素敵。警備員やSPの数は驚くほど少なく、代わりに街中にいるのはこのオレンジのTシャツを着た人。映画を観に来た人からただの観光客までいろいろ助けてくれるのだけれど、彼らはみんなボランティア。一般市民が支えるあったかい映画祭、それがトロント国際映画祭の魅力と見た!

Photo:Getty Images

  • CHECK!
    映画のアカウント「ELLE Cinema Japan」のツイッターでは、随時エディターKによるTIFFのリアルタイム実況をお届け中!
    https://twitter.com/ellecinemajapan

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