海外セレブゴシップ 2018/1/17(水)

ティモシー・シャラメ、ウディ・アレン作品のギャラを寄付

先週末、レベッカ・ホールが「ウディ・アレンの作品に出演したことを後悔している」と発表したのに続き、新たな動きが浮上。今度は若手俳優のティモシー・シャラメが声明を発表した。

ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet) photo : Getty Images

映画『君の名前で僕を呼んで』でゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞にノミネートされ、注目を浴びているティモシー・シャラメ。彼もレベッカ・ホールと同様ウディ・アレンの新作『A Rainy Day in New York(原題)』に出演している。このギャラを全額寄付すると声明を発表した。

「最近のいくつかのインタビューで昨年夏に撮影したウディ・アレンの作品に出演を決めたことについて聞かれました。僕に言えるのはこれだけです。この映画から利益を得ることは望まない。そのため報酬をすべて寄付することにしました」。セクハラ被害者を支援する基金「Time's Up」と、ニューヨークのLGBTセンター、性的暴行の撲滅運動に取り組む「RAINN」の3つの団体に寄付することを明らかにしている。

ウディ・アレン(Woody Allen)、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez) photo : Getty Images

「これまで僕は出演する作品を、若い俳優から僕が尊敬するようなもっと熟練した俳優になる道を歩みたいという視点で選んできた。でもいい役かどうかということだけが、仕事を引き受ける基準ではないことを学びました。この数ヶ月、不正や不平等、そしてなによりも沈黙を終わらせようという力強い動きが生まれるのを見て、それは一層はっきりしました」。

 

courtesy of Timothee Chalamet via Instagram

ウディ・アレンの性的虐待疑惑については触れていないものの、セクハラ告発の動きを見てアレンの作品に出演した決断を悔やむようになったと見られている。これまで「アレンの疑惑と彼の作品は別」と考える俳優も多かったハリウッド。でも今後は、アレンや彼の作品の出演に対する姿勢が変わっていく可能性が高そう。

text: Yoko Nagasaka

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