シェイリーン・ウッドリー、大御所監督に大胆な注文
昨年10月にノースダコタ州の石油パイプライン、ダコタアクセスパイプラインの建設反対デモに参加していたところを逮捕されてしまったシェイリーン・ウッドリー。この問題について、大御所監督に厳しい意見を投げかけている。
映画祭開催中のサンダンスを訪れているシェイリーン・ウッドリー。映画祭の主催者で大御所俳優&監督のロバート・レッドフォードに対して厳しいアドバイスをしていたことが明らかに!
サンダンスでもパイプライン建設反対のイベントに参加したシェイリーン。その中で、レッドフォードに建設予定地で暮しているネイティブアメリカンたちを支援するよう求め「映画祭のスポンサーのチェース銀行との関係を絶つべき」と間接的にアドバイス! シェイリーンによるとチェース銀行はダコタアクセスパイプラインにも資金を提供しているという。さらに「非先住民として先住民の文化について語っているのに、何もしなかったり、彼らの味方をしなかったりするのは偽善」とバッサリ! レッドフォードはこれにまだ反応していない。
ちなみにドナルド・トランプ新大統領は就任早々、オバマ前政権が建設を却下していたパイプラインの建設を再開することを決定している。逮捕も大御所監督も恐れないシェイリーン。新政権にも立ち向かっていくのは間違いなさそう! 彼女が今後どんな行動に出るのか、見守りたい。
text : Yoko Nagasaka