メリル・ストリープたちがゴールデングローブ賞に黒いドレスを着て出席、ハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラを始めとする性的暴力に無言の抗議をしようとしていることに怒っていたローズ・マッゴーワン。メリル・ストリープに対して「偽善的な態度を軽蔑する。『マルケーザ』のドレスを着るべき」とツイート、ワインスタインの妻ジョージーナ・チャップマンのブランド「マルケーザ」を持ち出して非難していた。

友人のアンバー・タンブリンはこんなローズに反論！　「みんなに『マルケーザ』を着ろって言うなんて。ローズ、それはあなたらしくないわ」とツイートしていた。

ローズは今週始め、アンバーに謝罪。「『マルケーザ』の部分は私らしくなかった。ごめんなさい。アリッサ・ミラノがジョージーナ・チャップマンと一緒にいるのを知って、うまく説明できないけれどカチンときてしまったの」と説明。

アリッサはワインスタインを告発したローズを応援する、古くからの友達の1人。彼女が最近のインタビューで「ジョージーナはつらい時期を乗り越えている」とコメント、ジョージーナと連絡を取っていることを明らかに。これを知ってローズは穏やかではなかったみたい。「今の私の旅に地図はない。失敗してしまうかも。争いごとに巻き込まれないことを祈るわ」とも。

一方、メリル・ストリープに対しては謝るつもりはないもよう。メリルがローズに対して「私はワインスタインの犯罪を知らなかった」と声明を発表したことはすでに報じられた通り。このとき、雑誌オーストラリア版「Vogue」が「ローズが、メリルはワインスタインの犯罪を知っていたと非難したことにメリルが反撃の声明を発表した」とツイートした。するとローズはこれに反論！　「黙ってなさいよ。私はそのことで彼女を非難したんじゃない。引っ込んでて」と噛みついている。

確かにローズが怒っていたのは、これから行われる授賞式での“無言”。過去のメリルの行動ではないはず。今のところ、あらゆる異論反論に対してしっかり反応しているローズ。この様子だとメリルの声明文に直接コメントする可能性も大。この対立がどういう展開を見せるのか、注目したい。