きっかけは雑誌『USウィークリー』が報じたゴールデングローブ賞に関するニュース。あるスタイリストによると30人程度の女優たちが、来年1月7日（日）に開催されるゴールデングローブ賞授賞式に性的暴行とセクハラの犠牲者を応援する姿勢を示すために黒いドレスを着て出席しようと考えているという。メリル・ストリープもその1人だと報じられていた。

この報道が流れるとローズ・マッゴーワンが激怒！　「あの豚みたいな怪物のために喜んで働いていたメリル・ストリープのような女優が無言の抗議として、ゴールデングローブ賞に黒いドレスを着ていくらしい」とワインスタインを怪物と呼びつつツイート。「問題なのは沈黙。あなたが受け取る賞はフェイクで、それは本当の変化には何の影響も与えない。あなたの偽善を軽蔑する」と黒いドレスを着るという女優たちを批判し「あなたたちはみんな『マルケーザ』を着るべきよ」とまで！　「マルケーザ」はハーヴェイ・ワインスタインの妻ジョージーナ・チャップマンのブランド。

連帯を目に見える形で表すのも大切なことだけれど、ローズの指摘通り沈黙がセクハラ体質を根深いものにしてきたのも事実。授賞式に女優たちが何を着て現れるのか、注目したい。