リース・ウィザースプーン、虐待されていた過去を明かす
「Me Too」や「Time's Up」など性的暴行を告発するムーブメントの続くハリウッド。リース・ウィザースプーンがかつて恋人から虐待されていたことを明かした。
オプラ・ウィンフリーの雑誌「オー」でオプラ・ウィンフリー、女優のミンディ・カーリングと対談しているリース・ウィザースプーン。これまでの人生で一番つらかった時期について聞かれると「虐待されていた関係から抜け出そうとしたときだったと思う」と衝撃的な告白!
「あるとき譲れない一線を越えてしまった。そのとき脳にスイッチが入ったの。関係を断ち切るのは難しいとわかっていた。でもそれ以上続けることはできなかった。でもその影響は大きかったし、私は若かったの」と語り、言葉による暴力や心理的な虐待を受けていたことを明らかにした。虐待していたのは元夫のライアン・フィリップでは? と勘ぐる声も上がっているけれど、リースは加害者について明かしていない。
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昨年末、16歳のときに出演した作品の監督から性的暴行を受けたことも告白しているリース。ハーヴェイ・ワインスタインに対する告発の声がきっかけで、過去のトラウマと向き合うことができるようになったと語っている。「何年も前に全部自分の中で折り合いがつけられたと思っていた。でもつけられていなかった」と今回のインタビューで語っている。
「Me Too」や「Time's Up」で他の人の告白を聞き、リースと同じように感じている女性たちはハリウッドに限らず、世界中にたくさんいるはず。このムーブメントはまだまだ広がっていきそう。
text: Yoko Nagasaka