2017/8/25(金)
ヘンリー王子、ダイアナ元妃の事故は「パパラッチのせい」
没後20年を迎えるダイアナ元妃を追悼するために制作されたドキュメンタリー番組「Diana, 7 Days(原題)」。この中でヘンリー王子がパパラッチに対して苦言を呈したと報じられている。
1997年8月31日、パリのトンネル内で発生した自動車事故で亡くなったダイアナ元妃。その後の捜査で、この事故が運転手の飲酒運転とパパラッチによる追跡のせいで起きたことが明らかになった。
事故当時12歳だったヘンリー王子。事故原因の1つがパパラッチだったことも理解していたという。「母の死で対処するのが一番大変だったのは、トンネルで母を追跡していた人たちが事故後、後部座席で死につつある母の写真を撮っていたことです」とコメント、パパラッチの行為について不快感を露わに!
また「母は事故で頭に大けがを追いました。でも後部座席で生きていたのです。事故を起こした人たちは母を助けることなく、彼女の命が絶えていくのを写真に撮っていました。そして彼らはその写真を持って、この国のマスコミに戻ってきたのです」。事故の際のパパラッチの態度はこれまでも批判されてきたけれど、王子たちが指摘するのはこれが初。
このドキュメンタリー番組が放送されるのは今週末。王子たちが語る母ダイアナ元妃の死は改めて世界中の注目を集めそう。
text : Yoko Nagasaka