アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞とは異なり、一般人の投票で選ばれるピープルズ・チョイス・アワード（PCA）。つまり今のハリウッドやテレビ界で一番人気のある人や作品がこの賞で露わに！　

今年、人気ぶりを見せつけたのがエレン・デジェネレス。なんと3部門で受賞するという快挙を成し遂げた。映画『ファインディング・ドリー』のドリー役で「大好きなアニメの吹替」、テレビ番組「エレンの部屋」で「大好きな昼間のテレビ番組の司会者」、ブリトニー・スピアーズと披露したコントで「大好きなコメディコラボ」を受賞。なんとエレンはこれで通算20個のPCAを受賞したことに。これは史上最多だという。

また「好きなドラマ映画女優」はブレイク・ライブリーが受賞。スピーチでは「夫に感謝したい。あなたは私のすべてよ。みんな、彼は私のものよ。渡さないわ」とライアン・レイノルズとのラブラブぶりをアピール。さらに「これは私が夢見たこと、望んでいたこと以上よ。子どもだった私には母はいつも、誰かに自分の限界を決めさせてはだめだと教えてくれた。ありがとう、ママ！」と感謝のメッセージも。

「好きな映画アイコン」はジョニー・デップが受賞。離婚後初めて公の場に現れたジョニーは「今晩ここにきた理由は1つだ。それは君たちだ」「いいときも悪いときも、君たちは味方になり僕を信用してくれた」とコメント。さらに「みんなは寛大にも僕をここに再び招待してくれた。それをとても感謝している。僕がどれくらい感謝しているか、みんな想像できないだろう」とも。

これまで個性的なコメントを披露することが多かったジョニーにしては直球すぎる！　離婚＆DV疑惑でイメージダウンが心配される中での受賞は素直に嬉しかったのかも。