海外セレブゴシップ 2018/1/12(金)

賃金格差1500倍! ミシェル・ウィリアムズのギャラに女優たちが激怒

ケヴィン・スペイシーのセクハラが発覚したことで代役を立て、再撮影した映画『All the Money in the World(原題)』。この撮り直しのギャラに驚愕の格差があったことが明らかになっている。

ミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)、マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg) photo : Getty Images

ケヴィン・スペイシーの出演シーンをカット、クリストファー・プラマーが代理を務めて再撮影された『All the Money in the World(原題)』。マーク・ウォールバーグやミシェル・ウィリアムズが撮り直しに参加したという。新聞「USAトゥデイ」によると、10日間の撮り直しのギャラはマークが150万ドル(約1億6700万円)、そしてミシェルは1000ドル(11万円)未満。なんと格差1500倍!

撮り直しが報じられたとき、ミシェルは「(監督のリドリー・)スコットのチームに必要とされればいつでもどこにでも行くと言ったわ。ギャラも休みもいらないって。彼らが大変な努力をしていることに感謝しているから」と言っていた。監督のリドリー・スコットも再撮影には1000万ドルがかかったけれど「この金額で撮影できたのはみんながノーギャラでやってくれたから」「クリストファーには支払わなくてはいけないけれど、僕もミシェルもノーギャラなんだ」と説明していた。でもマークだけはもらっていたもよう。

この驚愕のギャラ格差に女優たちから非難の声が! ミシェルの親友であるビジー・フィリップスは「受け入れられない!!!!! 受け入れられないとしか言いようがない!」とツイート。またジェシカ・チャステインも「彼が何百万ドルももらっていたのに彼女は1日80ドルだったって聞いたわ。誰かこの事態を説明してくれる? すべてが明らかにされ、彼女が公平なギャラをもらうことを望んでいる」「彼女には、男性の共演者のギャラの1%にとどまらない価値があるわ」とツイート。

また以前から男女同一賃金のために活動を展開してきたパトリシア・アークエットも反応。「エージェントは、自分たちのクライアントに十分な報酬が払われないのを黙認するのをやめるべき」「事実を曲げて伝えられたのだとしたら、これは不正なビジネス手法よ」とコメントしている。

男女のギャラ格差が指摘されて久しいけれど、まったく解決していないことが明らかになった今回の事件。最近セクハラ告発の影に隠れていたけれど、改めて同一賃金獲得への動きが活発化しそう。

text: Yoko Nagasaka

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