マライア・キャリーとニッキー・ミナージュの間には以前から不穏なムードが漂っていた。もともと先に「アメリカン・アイドル」の審査員に内定していたマライアは、後から同じく審査員に抜擢されたニッキーのことを不愉快に思っていたからだ。
 
関係者によると、その日は収録が始まる前からマライアはニッキーをがみがみと叱りつけていたそう。一方ニッキーは、マライアがいつもオーディション挑戦者の審査に集中せず、自分のCDの売り上げ数や過去のツアー数、グラミー賞の受賞回数といった自慢話ばかりを繰り広げることに爆発寸前だったとか。
 
そして始まった今回の収録。マライアはニッキーに向かって何度も喧嘩をけしかけ、これに怒ったニッキーが爆発！　大声でマライアへの暴言を吐き捨て、スタジオから出て行くことに。ニッキーのマネージャーたちは彼女に戻るよう説得を試みたが、マライアはニッキーへの攻撃を止めず、ニッキーを「ビッチ！」と激しく罵り、その後も罵声を止めなかった。ついにプロデューサーたちはカメラを止め、収録を中止せざるを得なくなったそう。
 
審査員マライアとニッキーのバトル、果たして今後番組の進行はどうなる？