この運動はマイリー・サイラスが立ち上げた若者たちのジェンダーや貧困問題に「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」とインスタグラムが共同で行うもの。これは、ジェンダーにとらわれない人々の画像を載せることで、ジェンダー間の平等に対する人々の意識を高め、社会が彼らを受け入れていくことを目指すそう。

マイリーはインタビューで「この画像に写っている人たちは、自分の容姿に苦しんでいる若い人にとってポジティブな例になるはず。また自分の体に対して居心地の悪さを感じている人を個人的に知らない人にとっては参考の基準になるはず」と語ったそう。「人から“こう生きるべき”と言われるから、自分の人生を生きることができない。私は乳首を出してステージに立つことができる。でもサイテーなナッシュビルでは男性同士が結婚できない。不公平よ」とか！

いつものマイリーらしく過激な言い方だけれど、ジェンダー間の平等に取り組む姿勢はいたって真摯。画像はすでに「#InstaPride」のハッシュタグで投稿され、第一弾として自分のジェンダーを「トランスした男性（trans man）」と自己紹介している大学生レオが登場している。マイリーの新たな取り組みに注目したい。