トランプ大統領の演説でメラニア夫人、イヴァンカ・トランプ、民主党女性議員は何を着た?
現地時間2月28日(火)にアメリカ上下両院合同会議で施政方針演説を行ったドナルド・トランプ大統領。メラニア・トランプ夫人とイヴァンカ・トランプ、そして女性議員たちの衣装に注目が集まっている。
ドナルド・トランプ大統領の初めての施政方針演説。メラニア・トランプ夫人、イヴァンカ・トランプと夫のジャレッド・クシュナーも議場に現れた。
メラニア・トランプ夫人が着ていたのは「マイケル・コース」の2017春コレクションのジャケット。お値段は5000ドルと報じられている。またスカートとベルトも同ブランドのもの。大統領就任式には「ラルフ ローレン」のドレスで現れたメラニア夫人。アメリカのブランドの衣装を着用するポリシーを貫いているもよう。
一方、イヴァンカは「ローラン ムレ」の華やかなドレスで登場。お値段は2995ドルと報じられている。華やかで美しいけれど「ローラン ムレ」はフランスのブランド。トランプ大統領が施政方針演説で「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇用する」と言っていたことを考えると、このチョイスはなかなか意味深。
父の方針への反論なのか、それとも「アメリカファースト」を強調しまくる父を諸外国に対してフォローしているのか、真意が気になる!
ちなみに今回の演説では民主党の女性議員たちが揃って白いスーツやワンピースを着ていたことも注目を集めている。下院議長を務めるナンシー・ペロシ議員によるとこれは女性の権利を支持する姿勢の表明。ペロシ議員は「民主党の白い衣装の女性たち(#WomenWearWhite)は女性の権利を支持する。大統領は支持していないけれど!」とコメント、女性議員たちとともに撮った写真をツイートしている。
来週3月8日(水)は国際女性デー。この様子だと、大統領就任式直後のウイメンズマーチに続き、ホワイトハウス周辺で女性の権利を主張するアクションが盛り上がるのは必至! 引き続き注目したい。
text : Yoko Nagasaka