メラニア・トランプ大統領夫人、ミシェル・オバマ夫人の野菜畑を受け継ぐ
ドナルド・トランプ大統領就任後も、息子のバロンと一緒にニューヨークに住んでいるメラニア・トランプ大統領夫人。ミシェル・オバマ前大統領夫人の遺したあるものを引き継ぐことが明らかに。
メラニア・トランプ大統領夫人が引き継ぐもの、それはホワイトハウスの庭。ホワイトハウスはテレビ局「CNN」に声明を発表、「メラニア・トランプ夫人は母として、ファーストレディとしてホワイトハウスの庭、特にキッチンガーデンとローズガーデンを保存し、維持していきます」と明らかにした。
ローズガーデンはその名の通りバラを栽培している庭だけれど、気になるのはキッチンガーデン。実はホワイトハウスには1800年代から、いくつかの野菜畑が作られている。エレノア・ルーズベルトやヒラリー・クリントンもこの畑で野菜作りに勤しんでいたとか。中でも熱心に取り組んでいたのがミシェル・オバマ前大統領夫人!
2012年にはこのキッチンガーデンについて『American Grown: The Story of the White House Kitchen Garden and Gardens Across America』という本も出版しているオバマ夫人。彼女は、子どもたちが健康的な食生活を送れるように啓蒙活動をしていたことで有名。その活動のヒントになったのが自ら野菜を育てることだったと、この本の中で明かしている。またたびたびホワイトハウスに小学生たちを招き、一緒に畑の手入れをしていた。
メラニア夫人がこの畑をどう使う予定なのかはまだ不明。畑仕事をしているメラニア夫人は想像しにくいけれど、夫人が何を栽培していくのか、チャリティ活動に活用していくのか、続報にも注目したい。
text : Yoko Nagasaka