2016/7/25(月)
病んでる女子を描ききる。キルスティン・ダンスト、長編作品で監督デビュー!
今年のカンヌ映画祭では審査員を務めて注目を浴びたキルスティン・ダンスト。長編映画を初監督することが決まったそう!
キルスティン・ダンストが監督するのは1963年に亡くなった作家シルヴィア・プラスの自伝的小説「ベル・ジャー」を原作とした作品。舞台は1950年代のニューヨーク。雑誌社でインターンとして働き始めるものの、才能や将来に対する不安、母との確執に苦しむ女性エスターが主人公。ダコタ・ファニングがエスターを演じるそう。その他のキャストはまだ決まっていないもよう。キルスティンは監督だけでなく脚本も執筆する予定とか。
実はキルスティンはすでに短編映画で監督デビュー済み。ウィノナ・ライダーを主演に制作した『Welcome』はサンダンス映画祭で、ルーカス・ハースやジュノー・テンプル(『マレフィセント』の妖精や、『ラヴレース』のヒロインの親友役!)を抜擢した『Bastard』はトライベッカ映画祭やカンヌ映画祭で上映されている。
ウィノナやジュノーなどひと癖ある女優を生かしてきたキルスティンだから、ダコタの新たな魅力を引き出してくれそう。まずはキャスティングを含めた続報に期待したい!
text : Yoko Nagasaka