実弟が証言! イヴァンカ・トランプがシリア攻撃を進言していた
現地時間4月6日(木)にシリアの空軍基地への攻撃命令を出したドナルド・トランプ大統領。この命令の背後には娘のイヴァンカ・トランプの意見があったと、実弟エリック・トランプが暴露した。
新聞「デイリー・テレグラフ」のインタビューに答えたエリック・トランプ。姉イヴァンカ・トランプが父ドナルド・トランプ大統領に対する影響力を発揮して、シリアのアサド政権軍の基地を攻撃させたことを「確信している」と語った。
エリック曰く「イヴァンカは3人の子どもの母親だ。しかも彼女は影響力を持っている。彼女が大統領に『聞いて、これはひどいことよ』と言ったのは間違いない」。つまりアサド政権が化学兵器を使い、子どもたちがその犠牲になっていると報じられた映像にショックを受けたイヴァンカが、大統領に攻撃するようにアドバイス。トランプ大統領はこれを聞き入れたというのがエリックの主張。
記者会見で「罪のない子ども、赤ちゃんが犠牲になっている」とシリアの毒ガス使用を非難していたトランプ大統領。エリックの証言が本当であれば、こうコメントしたことにもイヴァンカの考えが反映されている可能性が大。
ちなみにエリックは政権内には入らず、現在は大統領が経営していたトランプ・オーガナイゼーションに関わっているだけ。どう見ても彼より信頼され、重んじられている姉イヴァンカに対する嫉妬ゆえの発言なのかもしれないけれど、政権内部の力関係を示しているとも言えそう。引き続き、彼の赤裸々コメントに要注目。
text : Yoko Nagasaka