ハル・ベリー、DVについて語る
先月、オリヴィエ・マルティネスとの離婚を発表したハル・ベリー。その後初めて公の場に登場、女性へのDVの撲滅を目指す団体のチャリティイベントに出席したそう。
イベントで記者たちに離婚後の状況について聞かれたハル・ベリー。「私は大丈夫よ、本当に。前に進んでいるし、この場に出席できて嬉しい」と語ったそう。
どうやら元気みたいだけれど、このイベントではDVにまつわる暗い過去も披露。「私は母が暴力を受けるのを長い間見続け、救いがないと感じていた。私は被害にあっている女性たちに何かを与えられると思っている。自分では過去を乗り越えたと思っているけれど、まだ心の奥ではそれと戦っているの」と語ったとか。
実は聴覚に障害があるハル。これはかつて交際相手から殴られたせいだとの噂。この「交際相手」と噂されているのは元野球選手のデヴィッド・ジャスティス。でも最近彼は「殴ったのは自分ではない」とツイート、汚名を挽回しようとしているとか! でも今回のスピーチでは、ハルは自分が受けたDVについてノーコメントだったそう。
「何かを乗り切ろうとしているときには、外に出て自分以外の人やものに集中したほうがいいの。それが向き合うのがつらいことに対する一番の回復方法」とこの日語ったハル。過去の暴力事件も、パートナーたちとの破局もそうやって乗り越えてきたのかも。参考になるけど本当の解決になってるのか不安……。
text : Yoko Nagasaka