海外セレブゴシップ 2015/10/16(金)

エマ・ワトソン、ホワイトフェミニストについて語る

国連の親善大使としてジェンダーの平等を目指す活動「He For She」に取り組んでいるエマ・ワトソン。最新作『Regression(原題)』のプロモーションでファンとTwitterでQAセッションをやっているとき「あなたはホワイトフェミニストなのか」と聞かれると「この活動には可能な限りたくさんの人に関わってほしい」と答えたそう。

エマ・ワトソン(Emma Watson) photo : Getty Images

この答えに続いてさらに長いメッセージをスクリーンショットでアップしたエマ・ワトソン。まず「この質問が出てきたことをとても嬉しく思う。このことについてはずっと考えてきたから。ホワイトフェミニストとはフェミニズムの運動から黒人女性を排除することを意味していて、私には驚くべきものでした。今回の私のボスは2人の黒人女性だったから」とホワイトフェミニストではないと表明。
 
さらに「“He for She”の、そして国連ウィメンの大使としての私の使命は男女平等に関する対話に男性を招き入れること。だから私は主にこれに焦点を当てています。でも、私はインターセクショナリティがこの会話で非常に重要な部分であると語ってきました」。インターセクショナリティとは性差別や人種差別を個別に扱うのではなく、交差しあうものとして総合的に考えることだそう。
 
「私はインターセクショナルフェミニストを代表して語ることはできません」というエマ。「でも彼らに、自分の基盤を個人的な経験にスポットライトを当てるために与えることはできます。これを私は自分の役目ーー自らの経験を語り、他の人の経験をより広めることーーだとみなしています。これが、私が大学を周り、バングラデシュやザンビア、ウルグアイを視察し、来年はもっと多くの国を訪れる理由です。私はできるだけたくさんの声を、他の人の物語を聞きたい。これは普遍的で世界的な活動なのです」。

text : Yoko Nagasaka

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