海外セレブゴシップ 2016/7/19(火)

理不尽の極み。ビヨンセ&リアーナ、黒人射殺事件の抗議ビデオに出演

警官による黒人の射殺事件が相次いで発生したアメリカ。アリシア・キーズがショートムービー「23 Ways You Could Be Killed If You Are Black in America」を製作、ビヨンセやリアーナが改革を訴えた。

ビヨンセ(Beyonce)、リアーナ(Rihanna) Photo : Getty Images

「アメリカで黒人が殺される23の理由」というタイトルのこの動画に出演したのはアリシア・キーズやビヨンセ、ピンク、ファレル・ウィリアムズ、レニー・クラヴィッツ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジェイダ・ピンケット、ジェニファー・ハドソン、アダム・レヴィーン、リアーナら。これまで警官によって殺された黒人の被害者の名前と顔写真とともに、殺された理由について彼女たちが説明している。
 
「ウィンカーを出さないで車線を変更したから」「自宅でトイレに走って行ったから」「通勤電車に乗っていたから」「友達と歩いて帰宅していたから」「目があったから」「警官と逆方向に歩いて行ったから」「警官に向かって歩いて行ったから」「笑ったから」殺されてしまった黒人たちが次々と映し出される。理由はどれも理不尽で衝撃的。
 
最後にアリシアは「私たちのサイト(Weareheremovement.com)を訪れて、オバマ大統領と議会に今が変革の時だと訴えましょう。私たちは長く続いてきた人種差別を変えるため、大きな変化を求めています。そうすることですべてのアメリカ人が平等に生き、幸せを追求する権利を得られるのです」と訴えたそう。ぜひアリシアたちのメッセージに耳を傾けてみて。

text : Yoko Nagasaka

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