マンチェスターのテロから1年 アリアナ・グランデ&ウィリアム王子が犠牲者にメッセージ
マンチェスターのコンサート会場で起きた爆発テロ事件から1年。公演を行っていたアリアナ・グランデが追悼のメッセージを発表している。またウィリアム王子は犠牲者たちの家族と対面した。
アリアナ・グランデのコンサートが行われていたマンチェスターアリーナでテロ事件が起きてから5月22日(火)で1年。アリアナはこの日Twitterで追悼メッセージを送っている。「みんなのことを毎日、そして今日も考えている。全身でみんなのことを愛している。このつらい日に私がみんなに送るべき光と温かさを皆さんに送ります」。
メッセージにはマンチェスターのマスコット、ミツバチの絵も。ミツバチは勤勉さや団結力を表し、18世紀からこの街のシンボルになっている。
thinking of you all today and every day I love you with all of me and am sending you all of the light and warmth I have to offer on this challenging day
— Ariana Grande (@ArianaGrande) 2018年5月22日
また当日はマンチェスター大聖堂で追悼の礼拝が行われ、ウィリアム王子が出席した。礼拝の後には犠牲者の家族たちと対面したという。また大聖堂には犠牲者たちへのメッセージをカードに書いて結ぶ「希望の木」が。ウィリアム王子もここにメッセージを残していた。
カードには「この事件に巻き込まれたすべての人へ、皆さんが忘れられることはありません。そしてマンチェスターの人々へ。他のことと比べることのできない悲劇に直面する中で皆さんが示した強さ、慎み、地域のつながりを賞賛します」と書かれていたという。
この事件ではコンサートに来ていた若い世代を中心に8歳から51歳まで22人の人たちが犠牲になった。依然として世界では分断と対立が続いているけれど、1日も早くこのような悲惨な事件がなくなることを祈りたい。
text: Yoko Nagasaka